朝顔型香爐 Morning glory shaped Incense Burner

十二代 沈壽官 H170mm×W130mm

19世紀のアール・ヌーボーを視野に入れて、12代壽官がパリで個展を志して作ったもの。
しかし、12代は、その後病気で倒れ、個展の夢は実現せず、作品は沈家に残された。本品もその淡いピンクの朝顔の花を伏せて蓋とし、3枚の葉を組み合わせて本体を作っている。
印象的な鮮やかさは、12代の永遠の若々しさを感じさせる。