火計り茶碗 Hibakari tea bowl

初代 当吉 H89mm×W140mm

土も釉薬も陶工もすべて朝鮮より渡って来たものを用い、火だけが日本のものを使ったためにこの名がある。
日本の茶道の約束事に拘らない作風には李朝時代のサバルを想わせる素朴な力強さがある。 この作品はかつて異国に渡来してその地に薩摩焼という新しい文化をおこした人間の大きさとたくましい精神を感じさせる。

Hibakari(fire / firing only)
For this tea bowl, the ceramicist and the all materials used are Korean,
however only the firing process is Japanese.