ミクロ決死隊

15代日記 | 2008年12月26日

113-1
 先日、立ち食い蕎麦屋に行ったら、目の前に九州の道路地図が貼ってあった。
 最初は何となく眺めていたのだが、国道の赤い線がだんだん血管に見えてきた。
 すると九州全体が心臓に見えてきたのだ。
 僕は心臓の形を正しくは知らないが、何故かそう思った。
 きっと病院に行くと、壁に血管が蔓草の様に巻き付いた臓器のイラストが貼ってある。
 あれを連想したのだろう。
 さすがに、蕎麦屋にはそんなの貼ってないが…。
 
 僕は自分が『ミクロ決死隊』の隊員になった気がして、少し嬉しかった。

 親友の哲ちゃんの目には九州が左肩を上げた短足・がに股の酔っ払い男に見えるらしい。
 上げた左肩はさしずめ長崎だろう。
 短足がに股の部分は鹿児島県が受け持っている、と察する。
 となると…、我が愛する『桜島』は短足がに股、酔っ払い男の股間の一物と云うわけか……。
 
 僕達は幼い頃からこの山の勇姿を誇りにしてきたのに…。
 更に、この島に暮らす隊員達はどうするというのだ…。

 僕は哲ちゃんの意見に同意しつつも、少し寂しくなった。

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