『雷鳥』の中で

15代日記 | 2008年10月27日

 新大阪から『雷鳥13号』で金沢へ向かっている。
 来月の6日から金沢の香林坊大和百貨店で個展を開くので、事前の挨拶や打合せに行くのだ。
 その昔、十四代が開催した土地だ。あの頃はバブルの絶頂期、株価は確か三万を超えていたっけ。
 今は…、世界同時金融恐慌の真っ只中。当然、結果に対しては予想も覚悟もしている。しかし、危機の中にあって、この高揚感は何だろう?
 工芸の国、金沢で開催出来る歓びか…、はたまた、幼い頃より台風が来ると異常に興奮するタチだが、この時代の逆風にも訳もなく興奮しているのもそのせいか…?。あるいは崖っ淵に追い詰められ、思考停止状態から『やけくそ』になっているのか(笑)。
 何れにせよ、与えられた場で最善を尽くすのみ!
 結果が出た時点で又考えれば良い。その繰り返し。
 テストでも恋愛でも予想や作戦が当たった事など一度も無いのだから。いつも想定外だった。
 今は、その前に登り窯を焚き、窯元祭り(11月1日〜3日)をクリアしなければ…。
 4日には再び戦場・金沢へ発つ。
 『雷鳥』は東海道線から山科、琵琶湖の畔を湖西線で駆け抜け、やがて進路を北陸本線に取り、僕を北の地へと運ぶだろう。
 
 薩摩の感性は果たして加賀の方々にどう受けとめられるのだろう…。
 やっぱり不安なんだ(笑)

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