紅葉

15代日記 | 2008年10月8日

 寒い朝だ。
 これが『紅葉』をぐっと深める。
 葉緑素は寒いと壊れてしまうらしいが、葉っぱは死なない。
 だからいろんな隠れていた色達が葉っぱの中から出てくる。
 まるで海底三十メートルの『青の世界』にライトを当てると急に様々な色が出現するように。
 
 又、今年も鮮やかな彩りが渓谷や高原を飾るのだろう。
 
 紅葉も赤一色とか黄色一色では美しくない。
 赤、緑、黄色、茶等が濃淡を成し、混在してこそ美しいのだ。
 人も同じなのに、少し個性が立つと『吉本興業』の若手芸人や裏サイトの卑怯者君達にたちまちやり玉に挙げられる。
 いやな世界だ。
 一般的に紅葉というのは『もみじ』とも読む。
 ところが以前、京都でタクシーに乗ったら運転手に「お客さん、あれは『もみじる』と云うのが正しいんです。」言われた。
 つまり『もみじ』と云う植物は無く、あれは楓(かえで)なのだと。
 楓や他の広葉樹が紅葉するのを昔の人は『もみじる』と言ったらしい。
 真偽は分からないが、何せ相手は京都人。文化担当だ
 「へぇーっ」と聞いていた。
 確かに歌にも『秋を彩る楓や蔦は…』となっている。
 成る程。
 つまり、これからは「この銀杏、綺麗にもみじりましたね」とか「今年の柿のもみじり方は見事ですなぁ」と言わねばならないのだ。
  
 こうして又、立派な秋がやって来る。
 株式がどうなろうと、絶対に地球には勝てない。

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