終戦

15代日記 | 2008年8月29日

 夏の間、ブログの頻度が低いのは理由があるのか…?と尋ねられた。
 オリンピックの熱気に当てられたのか?
 そうではない。
 『8月15日』は盆と云うより終戦の日なのだ。
 以前、人間魚雷『回天』と云うのをを見た。
 中に入ると蓋をされ、ボルトで固定される。
 つまりこの段階で殺された事と同じだ。
 鹿児島の知覧では、粗末な装備と旧式の機体に弾薬を抱え、有人ミサイルとして死んでいった未熟な少年飛行兵の純忠を説かれる。
 僕の母方の伯父からニューギニア戦線の体験談を聞いたことがある。 うづくまり、家族の写真を見ていた戦友の目には既にウジ虫がわいていたそうだ。
 
 優秀で純粋な若者達に人殺しを命じ、ついにはあんな死なせ方をさせた、当時の大人達の反省の声は未だに聞いたことが無い。
 そしてあの死は『散華』なのだという。
 
 八月、毎年僕はやり場のない気持ちになる。

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