今季の詩

15代日記 | 2008年8月1日

『ある日のうた』
 
 朝は朝顔 耳につけ 海の音など きいてます
 昼は昼顔 口につけ あなたの名前 呼んでます
 夜は夕顔 遠めがね 流れ星など 見ています

 きえてゆくのか かげろうか
 はなのむこうの 阿頼耶識(アラヤシキ) うしろすがたで わらいつつ
 あなたはさって ゆくのです

 
 朝は朝なぎ 渚には ゆうべの嵐の おきみやげ
 昼は昼なぎ まどろめば 夢でもあなた 笑ってる
 夜は夜なぎ かがみなぎ 片割れ月が 海わたる

 
 いまじんせいの どのあたり わたしははしって いるのだろう
 ただやどかりが よろよろと こくびかしげて あるくのです
詩 岡田哲也

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